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2014.08.28 次の季節
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(LEOTAX K + INDUSTAR-22)

「振り向きもせず夏は去く」
(by 桑田佳祐)


急に秋になっちゃいました。
このまま涼しくなるのかな。

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2014.03.28

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両手に抱えきれないほどの,たくさんの花束と気持ちを頂きました。
わずか一年間の仕事だったけれど,本当に濃密な時間でした。
人と関わらない仕事はないけれど,これほどつながりが大切な仕事も少ないと思う。

今はちょっと,予想以上の寂しさに自分でも戸惑っているけれど…
この経験を糧に,前に進みたいと思います。

ありがとうございました。

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景色に色が増えてきました。
春は光が柔らかくてあったかいですね。
ひきつづき,写真とカメラのはなしを。

以前,リコーフレックスという古い二眼レフカメラを使っていたことがあります。

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Super RICOHFLEX (1956)
(撮影:GR DIGITALⅡ)

二眼レフというのは,RB67と同じくブローニーフィルム使用の6×6版のカメラです。
日本では1950年代に流行したカメラで,決して安くはなかったけれど必ずしもプロ用というわけではない,少し裕福な家庭でお父さんが家族の記念写真を撮るような,高度成長初期の象徴的存在だったようです。

この種のカメラ最大の特徴は,なんといっても画面が6×6㎝の正方形に写ること。
長方形に写る普通のカメラとは違う,縦も横もない独特の写真はなかなか趣があって面白いものです。

上の写真のRICOHFLEXはずいぶん前に買ったものですが,すぐに人に譲ってしまいました。
別のRICOHFLEXを手に入れたこともありましたが,それも壊れて手放してしまいました。

しかしRB67以来の写真熱により,あの美しい写りと正方形写真の楽しさを思い出してしまった。
もう一度二眼レフで写真を撮りたい…

そんな時に出会ったのが,この人。

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ROLLEIFLEX AUTOMAT (1937)
(撮影:NIKON FG RB67のファインダーを通して)

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(撮影:MAMIYA RB67)

ローライフレックスという名のこの二眼レフは,なんと今から77年前にドイツで作られた古ーいカメラです。

1937年のヨーロッパ。パリでは華やかに万博が開かれる一方,スペインでは内戦が続き,東欧では独ソ対立の緊張が高まるというような,まさに大戦前夜の緊迫した時代でした。
当時のドイツはナチスの支配による急激な工業化を遂げ,ライカのライツ社,コンタックスのカールツァイス社など,現代まで残る光学機器の名門企業が次々と新しいカメラを開発するドイツカメラ黄金時代だったようです。

このローライフレックスは,そんな時代にフランケアンドハイデッケ社から発売された由緒正しき二眼レフ。
さすがに頑丈で,セルフタイマーが動かない以外は元気なようです。(見た目はボロッボロですが…)
オートマットという当時最新鋭のフィルム巻き上げ機能もついていて,とっても使いやすいカメラです。

ただし!ローライフレックスというのは二眼レフの中でも高級カメラの代名詞,庶民には手が届かないはず…。
そんな方が格安でうちに来られたのは,これが戦前型であり,人気の戦後型とは違うレンズを付けているから,のようです。

いまいち人気のないこのカメラ。
しかし実際に写してみると…なんとも言えない柔らかい雰囲気の写真。
上から覗きこむ独特の姿勢や,静かなシャッター音,一つ一つ小さなレバーを操作する感触なども,撮っていて心地よくなります。

RB67のようなシャープでクリアな鋭さはないけれど,その場の空気を優しく包み込むように写すカメラ。
なんだかとっても気に入りました。

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湯島天神,梅と月
(撮影:ROLLEIFLEX AUTOMAT)

ドイツの正規代理店マークが入っていることから,ドイツ国内向けに販売されたもののようです。
いったいどんな経緯で日本に来たのか…大戦を乗り越え,何人の手を渡って今ここにあるのか…
古いカメラには歴史があります。大切に使おう。

久しぶりの記事を。

趣味の写真に対する気持ちは波のようで,浮き沈みの周期があります。
2012年晩夏に横浜へ来てからしばらく収まっていた波ですが,今年に入って再び盛り上がり始めています。

きっかけは,この人を手に入れてから。

68320016-t-c_R-2のコピー
MAMIYA RB67 PROFESSIONAL (1970)
(撮影:NIKON FG)

その名の示す通り,ブローニーフィルム使用の6×7版プロ用(特にスタジオ用)カメラです。
長年にわたり日本中の写真館で記念写真撮影に愛用されてきたカメラですが,近年のデジタル化によりその役割を終えた個体が大量に中古市場に出回っていて,そのおかげでかつては想像もできなかったような値段で購入できました。

もともとスタジオ用ということもあって,このカメラは大変大きく,重いものです。
重量は約2.7㎏。普通の一眼レフは重くてもせいぜい1㎏弱なので,約3個分?
したがって,持ち歩くには根性が必要です。
(生まれたての赤ちゃんくらい…と考えると,お母さんってすごい…。)

ピントも露出も自分で合わせる,完全機械式。
なんでこんな面倒なカメラを使うのか。

それは,とにかく楽しいから。
撮りたい写真に必要な情報を,一つ一つ考えて機械に入力すること。
のぞいているだけで映画を見ているような,ピントを合わせる大きなファインダー。
そしてなにより,本当に美しい写り。

写真を撮りたいと思わせる要素が,いっぱい詰まった素晴らしいカメラです。
フィルム写真の終焉が目前にせまる昨今,その最後の瞬間まで写し続けたいと思います。

※その後,妻がこのカメラをとっても気に入り,ほぼ妻専用となりつつあります。肩こりと闘いながら頑張っています。

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上から覗くのです…。
(撮影:ROLLEIFLEX AUTOMAT)

やっぱり自分用の中判カメラがほしいなあ…なんて考えていたとき,出会ってしまった人がいました。
次回は,その話を。

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「いってらっしゃい、まあ今日もほどほどに。」
なんて言われている気がしました。

お見送りしてくれる三毛ちゃん
2013年3月 近所にて(横浜)


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